これまで、経口避妊薬(ピル)に関して、いろいろな観点から、見てきましたが、今後、避妊薬は、避妊の方法として、日本国内でも、主流になり得るのでしょうか?

ここでは、今後、ピルの普及がどのような方向に進むかを展望します。

避妊薬とモーニングアフターピルの比較

避妊自体に目的をフォーカスした場合は、正規の避妊薬よりも、性行為があった後に飲めばよいアフターピルの方が好都合な感は否めません。

仮に、安全で効果の高いモーニングアフターピルが開発され、比較的、容易に入手可能になった場合は、避妊のためには、こちらを選択される方が多いのではないでしょうか?

ただ、避妊薬にも副次効果があり、これが副作用を客観的に上回った場合には、モーニングアフターピルよりも、こちらの方を選択される方がいらっしゃったとしても不思議ではありません。

医療機関での診察を受けてからの避妊薬の服用と通販等での購入の比較

避妊薬の服用に関しては、もちろん、医療機関で診察を受け、医師に処方していただいてから、問題のない避妊薬を購入して、それを服用して、身体に何か異変が起きた場合は、再度、同じかかりつけの医師のところへ赴き、診察を受けた上で、その経口避妊薬の服用に関して、見直し、修正するといった常識的な流れでの処置が安全と言えるかもしれません。

しかし、通常、月数千円はかかるというこのプロセス自体が負担になっている方もいらっしゃるかもしれません。

また、費用よりも、時間がかかりすぎて煩わしいと感じられている方も多いかもしれません。

そこで代替策として、考えられるのは、通販等で、国内の代理店を通して、海外のピル先進国から避妊薬を購入することです。

通常のルートでは、医師の処方の上での購入が前提になっていますが、個人で、転売等を目的としない場合は、海外の避妊薬を通販等で購入することは容認されているようです。

これは、やはりリスクがありますので、上級者向けの方法といえるでしょうが、ある程度、避妊薬の現状やご自分の体のことを熟知されている方はこのようなやり方を選択され、さらに、可能ならば信頼できる医師の方にも相談されるやり方がベターでしょう。

避妊薬は今後の避妊の手段の主流となるか?

さて、避妊薬は、今後の避妊の方法として主流となるかにつきましては、次第にそうなってきそうだとは、何となくいえそうです。

これは、以前とは違い、避妊薬の副作用の面だけでなく、副次効果のような面もクローズアップされ始めているからです。

ただ、当面の避妊方法の主流ということでは、男性主導での、手軽で、感染防止面でも効果が高いコンドームの時代がまだ、まだ続きそうでもあります。

おそらく、経口避妊薬に関する意識改革が進み、医療行政上の扱いについての規制緩和も若干、改善されつつある中で、国内でも、緩やかに普及が進み、避妊=経口避妊薬、感染防止=コンドームという棲み分けまでいく日が来るかもしれませんね。

また、モーニングアフターピル的なものが、もう少し危険度が低くなり、薬局でも購入できるOTCの扱いとなり、常備薬のような扱いになれば、使う側にとって、好都合のため、このような方向性もありえますが、このためには、医学、薬学、法規制の面での、避妊を取り巻くすべての分野での進展が前提となりそうですね。